ハットトリック 14歳の男馬。

(ゲインズウェイファームで、種牡馬として繋養生活を送る、ハットトリック。)

アメリカ・ケンタッキー州・レキシントン近郊・パリスパイク。

ここに、競走馬生産牧場・Gainesway Farm(ゲインズウェイ ファーム)があり、ここには2012年の種牡馬シーズンから、サンデーサイレンスとトリッキーコードの仔、HAT TRICK(ハットトリック)がいます。

HAT TRICK「ブルルルルルルルルルルルルルルル。」

HAT TRICK「ヒュヒュヒュヒュヒュヒュ~ン。」

HAT TRICK「ブルルルルルルル。」

2001年4月26日・北海道・勇払郡・追分町の、追分ファームの生産になる、日本産馬である、ハットトリックは、現役時代・21戦8勝の成績を残し、最優秀短距離馬にも選出された、青鹿毛の馬でした。

ハットトリックは、2007年・牡・6歳の時、アメリカ合衆国に種牡馬として輸入され、ケンタッキー州・レキシントン近郊・パリスパイクにある、Walmac Farm(ウォルマックファーム)を拠点に、オーストラリア・インディペンデントスタリオンズ・アルゼンチン・エルマリン牧場に、
シャトル種牡馬として繋養生活を送る馬になりました。

2011年11月中旬・牡・10歳になったハットトリックは、同じ、アメリカ合衆国・ケンタッキー州・レキシントン近郊・パリスパイクにある、有力牧場の1つである、お隣のGainesway Farm(ゲインズウエイファーム)に移動し、2012年~2013年の種牡馬シーズンから繋養生活を送っていて、現在も活躍しております。

HAT TRICK「パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ。」

HAT TRICK「ヒュヒュヒュヒュ~ン、ヒュヒュヒュヒュ~ン、ヒュヒュヒュヒュ~ン」

ハットトリックは、大きい雄たけびを鳴らしました。

HAT TRICK「ゥ―――――!」

HAT TRICK「ボト、ボト、ボト、ボト、ボト、ボト、ボト。ボト、ボト。」

ハットトリックは、大きい緑色のうんこを落としていました。

HAT TRICK「ヒュヒュヒュヒュ~ン。」

HAT TRICK「パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ、パカッ。」

HAT TRICK「パカッ。」

HAT TRICK「ザザー。」

HAT TRICK「バシャ―――――!」

大きいおしっこを出しては、体を整えていた、ハットトリックは、カポ、カポと鳴らしては、種牡馬厩舎に戻していました。




8月13日、ハットトリックは、悲しい知らせに接していました。

2年先輩種牡馬の、マンハッタンカフェが、腹腔内腫瘍の為、死んでいたのです。

同じサンデーサイレンスの後継種牡馬で、先輩馬のマンハッタンカフェ(マンカフェ)の死亡は、ハットトリックにとって、衝撃が走ったのです。

トリッキーコードの仔である、ハットトリックも、少し種牡馬としてでも、見習って、種付にいそしんで行こうと想い、願っていました。


イギリス語のサッカー用語で、1試合で1選手が3得点以上を上げることの意味であり、今年・牡・14歳の、ハットトリックも、来年は、牡・15歳という、記念すべき年を迎えるとの事で、その時にも、種牡馬として、さらなる活躍を期待したいと想い、願っております。

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