へニール イギリス産のサラブレッドで日本に来た鹿毛のサラブレッド(9)

 11月下旬・東京競馬場。


東京競馬場での2歳チャンピオン決定戦・京王杯2歳ステークスが、同競馬場で行われるというので、北海道から、九州までの馬主さんが、東京競馬場に集い、出走馬たちは、一堂に会して覇を競います。

亜里沙さん・須敏さん・公子さん・茂樹さん「私たちは、渡島総合振興局管内・茅部郡・森町から、JR北海道・東日本 特急「北斗」・東北 帆t街道新幹線「はやぶさ」・山手線・中央本線 東線・武蔵野線(キハ261系1000番台 E5系・H5系 E235系0番台 E233系0番台 E231系0番台)で、府中本町で下車し、連絡通路を通り、東京競馬場にやって来ました、京王杯2歳ステークスというレース名通り、京王電鉄から寄贈賞(新設当時は、京王帝都電鉄)を受けて新設された、2歳馬対象の競争で、へニール Henieelが5連勝を果たせるのか、期待したいと想い、願っております。」

秀子さん「今日・京王杯2歳ステークスで、ツキガタダイオー Tsukigata Daiouにとって、最高の晴れ舞台です、それを応援するために、石狩振興局管内・江別市・大麻から、北海道中央バスで新さっぽろまで出て、地下鉄・東西線で大通に行き、ここから連絡バスで新千歳空港へ移動し、全日空(ボーイング787・ジャンボジェット旅客飛行機)で羽田空港・バスタ新宿経由、京王電鉄で東京競馬場入りしました、今度こそは勝利を目指そうと想います。」

澤奴さん「今日は、オホーツク総合振興局管内・網走郡・大空町から、日本航空(エアバスA380形・ジャンボジェット旅客飛行機)で、羽田空港に入り、リムジンバスでバスタ新宿経由・京王電鉄で東京競馬場入りしました、リシリウイザード Rishiri Wizardにとって、負けられない競争です。」

周一さん「タイトエッセンス Taito Essence、九州産馬としては、初の京王杯2歳ステークス制覇を目指し、熊本市・西区からバスで熊本交通センター・天神バスターミナル経由夜行バス「はかた」で、バスタ新宿に着き、京王電鉄で東京競馬場入りしました、今度は勝利を目指したいと想い、願っております。」

料亭「神田川」でうな重丼を注文し、さっそく、賞味した、亜里沙さん。

亜里沙さん「おいしい。」

馬そば深大寺に来た亜里沙さん、いかげそ天そばを注文し、賞味しました。

いよいよ、京王杯2歳ステークスのパドックと呼ばれる、馬の下見所での周回があり、馬主利用者証を携帯して、馬の下見所(パドック)へ。


亜里沙さん「へニール Henieel、今日は、おとなしく歩めているだろうか。」


亜里沙さん「よし、歩めている。」


ジョッキーがまたがり、周回の後、本馬場へ、むかいました。


東京競馬場の本馬場に、へニール Henieelら、16頭の出走馬たちが入場しました、今回・外国からの招待馬は、イギリスの1頭のみ、地方競馬からの参戦馬はいませんが、関東・関西の両厩舎の所属馬(内・2頭が外国産馬。)が覇を競う形になります。


どの馬も手塩にかけて育てた、素質馬ばかりです。


返し馬に入ると、へニール Henieelが大きい走りで馬場の感触を確かめては、走っていました。


スタート地点に、へニール Henieelら、16頭の出走馬たちが集まりました。


今回・外国招待馬は、イギリスの1頭・ヴィルフェアボーイ Vill Fear Boyの1頭だけです、

彼は、ファーストディフェンスの仔の1頭で、ジュモントファームで生産された男馬です、へニール Henieelもジュモントファームの生産馬になりますから、同世代です。


亜里沙さん「へニール Henieel、ゴールをめざして、走れ!」

ファンファーレと共に、京王杯2歳ステークスのゲートインが始まります。

人気は、へニール Henieelに集まりました、1番人気での発走になり、5番ゲートに収まりました。

半数近くがゲート内に収まっており、最後の枠入り・16番のテンノアマミ Tenno Amamiが入り、枠入りが完了しました。

ゲートが開きスタートが切られましたが、15番・サワモンジロウ Sawa Monjirouが出遅れた格好になりましたが、他は綺麗な飛び出しを見せました。

先行争いに移ると、ヴィルフェアボーイ Vill Fear Boy・へニール Henieel・ツキガタダイオー Tsukigata Daiou・リシリウイザード Rishiri Wizardと並んだ格好になります。

1コーナーからカーブを過ぎ、2コーナーを過ぎました。

先頭は、ヴィルフェアボーイ Vill Fear Boyが立っていて、800mの標識を過ぎます。

3コーナーからカーブを曲がり、直線コースに入り、勝負に出ます。


先頭・ヴィルフェアボーイ Vill Fear Boyが立ちますが、外から、ツキガタダイオーTsukigata Daiouが交わしましたが300mの所でへニール Henieelがかわして先頭に立ち、リードを2馬身から6馬身差を広げて、1着でゴールイン板を通過しました。

2着には、ツキガタダイオーが入り、3着にはイギリスから招待馬として出走しました、ヴィルフェアボーイ Vill Fear Boyが入りました、リシリウイザード Rishiri Wizardが、4着に入り、タイトエッセンス Taito Essenceは、5着で終えました。

いずれも、上位入賞馬であり、検体採取所で尿を採取し、検査されました、その結果、禁止薬物は見つかりませんでしたが、12着の馬・クラカケノフブキ Kurakakenofubukiからは、禁止薬物が見つかり、クラカケノフブキは、出走停止になりました。

亜里沙さん「やったぁ、へニール Henieelが勝った、5連勝だわ!」

秀子さん「くやしい、ツキガタダイオー Tsukigata Daiou、2着、残念!」

ウインダーソンさん「Gattem、ヴィルフェアボーイ Vill Fear Boy 3RD」

京王杯2歳ステークス

優勝 へニール Henieel

父・ファーストディフェンス 母・ブラーズ 牡・2歳 毛色・鹿毛

馬主 亜里沙さん 渡島総合振興局管内・茅部郡・森町

生産者 ジュモントファーム

イギリス・サフォーク州・ニューマーケット近郊

2着 ツキガタダイオー Tsukigata Daiou

父・キタサンブラック 母・オガタコイヒメ 牡・2歳 毛色・黒鹿毛

馬主 秀子さん 石狩振興局管内・江別市・大麻

生産者 日高大洋牧場

日高振興局管内・沙流郡・日高町・門別

3着 ヴィルフェアボーイ Vill Fear Boy イギリスからの招待馬

父・ファーストディフェンス 母・フィレファン 牡・2歳 毛色・鹿毛

馬主 ウインダーソンさん イギリス・サフォーク州・ニューマーケット

生産者 ジュモントファーム 

イギリス・サフォーク州・ニューマーケット近郊

馬名由来(メンコ)

優勝 須敏さんは、シャクシャイン Shakushain₌蝦夷地でアイヌ人と和人が戦った紛争 シャクシャインの戦いをあしらったものを使いたいのに対し、公子さんがハチジュウハチヤ Hachijyuhachiya₌八十八夜・茶摘み歌 静岡県民謡・八十八夜の若葉の茶の木をあしらったのを主張、茂樹さんは、オライモクン Oraimokun₌桧山振興局管内・桧山郡・厚沢部町のイメージキャラクター 厚沢部のメークイン・ポテコちゃん・はぜるくん・さつきさんを描いたものを使いたいと意見が別れ別れになっていましたが、結果・最終的には、亜里沙さんが命名したいと考えていた、へニール Henieel₌フランス語でネイ(ヒヒ~ン)という意味・TGV リリア ユーロデュープレックス Euro Duprex SNCFとSBBCFFFFSの合弁会社 LiyraSAS(リリア)社が2019年からフランス・パリとスイスの主要都市間を走っている国際高速列車とピラトス マウンテン・ロワール川の地平線をあしらったデザインに決まりました。

外国産馬・関西馬

2着 秀子さんが ツキガタダイオー Tsukigata Daiou₌出身地の空知振興局管内・空知郡・月形町の大王になってほしいという願いを込めているのと、空知振興局管内・空知郡・月形町の水田とほしのゆめというお米をあしらったものを採用し、制定しました。

3着 ウインダーソンさんは、ヴィルフェアボーイ(ヴィルフェアの少年)と名を付け、ヴィルフェアの少年増を描いたデザインにしました。

外国産馬・イギリスからの招待馬。

須敏さん「おめでとう、シャクシャイン Shakushain!」

公子さん「よく走った、ハチジュウハチヤ Hachijyuhachiya!」

茂樹さん「おめでとう、オライモクン Oraimokun!」

亜里沙さん「ちがう、へニール Henieelだよ、馬名を間違えないでね!」

須敏さん・公子さん・茂樹さん「すみません!」

亜里沙さん「おめでとう、へニール Henieel、さっきは馬名を間違えてごめんね、なあ、へニール Henieel!」

ブラーズNo2055「Neigh、いいのよ、Owner(ご主人様)、やったぁ5連勝したぜ、次走も、イギリス・サフォーク州・ニューマーケット近郊を想い出して育ててほしい、Owner(ご主人様)、ブラーズNo2055、カポ、カポ、カポ。」

秀子さん「くやしい、ツキガタダイオー Tsukigata Daiou、2着なんて、次走はめき返して勝利しよう、ツキガタダイオー Tsukigata Daiou!」

オガタコイヒメの2055「ヒヒ~ン、おのれ、次走は絶対に勝利してやる、オガタコイヒメの2055!」

ウインダーソンさん 「Gattem 3RD Vill Fear Boy!」

フィレファンNo2055「Neigh、Gattem 3RD Fire FanNo2055!」

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