へニール イギリス産のサラブレッドで日本に来た鹿毛のサラブレッド(14) いよいよ、ホープフルステークスへ参戦

 いよいよ、今年の競馬も終わりを迎えた、12月28日の中山競馬場(千葉県 船橋市・市川市)

第11競走(メイン競争)として、ホープフルステークスが行われるというので、須敏さん・公子さん・茂樹さん・亜里沙さんの家族が、渡島総合振興局管内・茅部郡・森町から、JR北海道・東日本(函館線・北海道新幹線・東北新幹線・京葉線・武蔵野線)で、船橋法典の所在する、船橋・市川 両市の中山競馬場に来ました。

一方・秀子さんは、石狩振興局管内・江別市・大麻からバスと全日空で新東京国際空港経由で、東中山を通り、中山競馬場入りしました。

今年の2歳馬の総決算・ホープフルステークスという特別競走だけに。

出走馬も、朝日杯フューチュリティーズステークスの優勝馬などを中心に、有力馬がそろい、覇を競って、争うという競争で、16頭の出走馬が顔を合わせました。

北海道から九州・沖縄までの馬主さん日本に拠点を置く外国人馬主さんも、参加して、ホープフルステークスが行われます。

亜里沙さんは、もりのありさが名の由来の女の子で、文字通り、渡島総合振興局管内・茅部郡・森町に在住しております、函館圏に在住する人間で、塩ラーメンを賞味します、ストレートの細麺で塩味の汁麺です、札幌ラーメンも戦前は、塩味のストレート細麺(汁麺・函館発祥)に始まり、戦後・旭川からもたらされた、醬油味の縮れ麺のラーメンが主流として人気を呼んだのです、ところが昭和30年(1955年)になり、味噌味のラーメンが作られ、味噌ラーメンという中太の縮れ麺を使用したラーメンが、札幌で普及したことから、函館 塩・札幌 味噌・旭川 醤油と、3大ラーメンを形成するようになり、現在に至っています。

亜里沙さんが塩ラーメンを賞味していると、秀子さんは、味噌ラーメンを賞味しております。


渡島VS石狩の構図が見えてきます、函館圏対札幌圏の一騎打ちといったところでしょうか。


ラーメンを賞味したところで、馬主利用者症を携帯して、寒い中、パドックと呼ばれる、馬の下見所に行きます。


ホープフルステークスの時間です。


中山競馬場のメイン競争ゆえに、亜里沙さんらは、所有馬の機嫌をうかがうようです。


亜里沙さん「へニール Henieel、今日・ホープフルステークスだね、しっかりと走って、勝利してね、なあ、へニール Henieel!」

ブラーズNo2055「Neigh、Owner(ご主人様)、2歳競争生活最後の年にしたい、なあ、Owner(ご主人様)、ブラーズNo2055、Brurururururururus!」

へニール Henieelら、16頭の出走馬たちは、地下馬道を通り、中山競馬場の本馬場に入り、ここから、返し馬に入ります。

一部の馬が茶菓ついている以外は、おとなしく歩めています。


スタート地点に集まった、16頭の出走馬達、輪乗りをしております。


ファンファーレと共に、ホープフルステークスの各馬が一斉にゲートインを迎えます。


人気は、へニール Henieelに集まりました。


へニール Henieelが5番ゲートに誘導され、収まりました、一番人気の競走馬です。


2番人気の、ツキガタダイオー Tsukigata Daiouも、6番ゲートに入りました、。


半数近くがゲートに収まっていて、最後の枠入り・16番のサワノオミラスが入りました。


16頭の枠入りが完了し、ゲートオープンと同時に、ホープフルステークスのスタートが切られました、出遅れはありません、すべてきれいな飛び出しを見せました。


先行争いですが、1番人気のへニール Henieelが飛び出し、1コーナーからカーブを曲がり、2コーナーへと、振り絞るように走り、先頭を保ちます。


800の標識を過ぎますが、以前・へニール Henieelが先頭に立っており、3馬身から、8馬身と差を広げています。


3コーナーからカーブを曲がり、4コーナーを通過、直線コースに入り勝負に出ますが、以前・先頭がへニール Henieelであり、10馬身から、13馬身と差を広げていて、逃げ切り勝ちの態勢に入っています、300mの標識を過ぎました。


へニール Henieelが、1着でゴールイン板を通過しました、圧勝です。

2着には、ツキガタダイオー Tsukigata Daiouで、3着には、ルージュボーイ Rouge Boy入りました。


亜里沙さん「やったぁ、へニール Henieelが飼ったわ。」

秀子さん「くやしい、ツキガタダイオー Tsukigata Daiou、2着なんて。」

英恵さん「ルージュボーイ Rouge Boy 3着なんて、惜しかった。」


上位入賞馬は、検体採取所で尿を採取され検査されました、その結果・上位入賞馬には禁止薬物は見つかりませんでしたが、10着の馬からは、禁止薬物が見つかり、出走停止になりました。


ホープフルステークス

1着・へニール Henieel フランス語でネイ(ヒヒ~ン)という意味。

父・ファーストディフェンス 母・ブラーズ 牡・2歳 毛色・鹿毛

馬主 亜里沙さん 渡島総合振興局管内・茅部郡・森町

生産者 ジュモントファーム イギリス・サフォーク州・ニューマーケット近郊 

外国産馬・関西馬

2着・ツキガタダイオー Tsukigata Daiou 月形大王

父・キタサンブラック 母・オガタコイヒメ 牡・2歳 毛色・黒鹿毛

馬主 秀子さん 石狩振興局管内・江別市・大麻

生産者 日高大洋牧場

日高振興局管内・沙流郡・日高町・門別 

北海道産馬・関東馬

3着 ルージュボーイ Rouge Boy=ルージュの少年

父・ルックストゥキル 母・エミナファーラー 牡・2歳 毛色・青鹿毛

馬主 英恵さん 空知総合振興局管内・空知郡・奈井江町

生産者 青藍牧場

胆振総合振興局管内・登別市


馬名の由来 

1着 須敏さんは、シャクシャイン Shakushain=蝦夷地でアイヌ人と和人が戦った紛争をつけたいのに対し、公子さんはハチジュウハチヤ Hachijyuhachiya=八十八夜・茶摘み歌 静岡県民謡を主張、茂樹さんはオライモクン Oraimokun=桧山振興局管内・厚沢部町のイメージキャラクターをつけたいとして意見が分かれていましたが、結局・最終的には亜里沙さんが命名したいとした、へニール Henieel=フランス語でネイ(ヒヒ~ン)という意味に馬名が決まりました。

2着 秀子さんが、出身地の空知総合振興局管内・月形町の大王になってほしいという願いを込めて、ツキガタダイオー Tsukigata Daiouと付けました。

3着 英恵さんが、ルージュの少年十いう意味の、ルージュボーイ Rouge Boyと付けました、

メンコ

1着 須敏さんは、シャクシャインの戦いをあしらったもの(シャクシャイン Shakushain=蝦夷地でアイヌ人と和人が戦った紛争)を使いたいとしたのに対し、公子さんは八十八夜の若葉の茶の木あしらったもの(ハチジュウハチヤ Hachijyuhachiya=八十八夜 茶摘み歌・静岡県民謡)を主張、茂樹さんは厚沢部のメークイン・ポテコちゃん・はぜるくん・さつきさん(オライモクン=桧山振興局管内・厚沢部町のイメージキャラクター)を使用したいとして意見が分かれましたが、結局・最終的には亜里沙さんが使用したいとした TGV リリア ユーロデュープレックス SNCF フランス国鉄とSBBCFFFFS スイス国鉄の合弁企業・LiyraSAS(リリア)社が2019年から運行中の、フランス・パリと、スイス・ジュネーヴ・ローザンヌ・ベルンなどの主要都市を結ぶ国際高速列車と、ピラトス・マウンテン・ロワール川の地平線をデザインしたもの(へニール Henieel=フランス語でネイ(ヒヒ~ン)という意味。)に決まりました。

2着 秀子さんは、出身地の空知総合振興局管内・月形町の地形と特産品「ほしのゆめ」という米をあしらったもの(ツキガタダイオー Tsukigata Daiou=月形大王)を制定しました。

3着 英恵さんが、ルージュに彩られた少年をあしらったもの(ルージュボーイ Rouge Boy=ルージュの少年)を作りました。

須敏さん「おめでとう、シャクシャイン Shakushain!」

公子さん「よく走ったね、ハチジュウハチヤ Hachijyuhachiya!」

茂樹さん「素晴らしい、オライモクン Oraimokun!」

亜里沙さん「ちがう、へニール Henieelだよ、馬名を間違えないで!」


須敏さん・公子さん・茂樹さん「すみません!」


亜里沙さん「おめでとう、へニール Henieel、馬名を間違えて、ごめんね、へニール Henieel!」

ブラーズNo2055「Neigh、Owner(ご主人様)、いいのよ、Owner(ご主人様)、ホープフルステークスを制したし、イギリス・サフォーク州・ニューマーケット近郊を来年も思い出して育ててほしい、なあ、Owner(ご主人様)、ブラーズNo2055、Brurururururururs!」

亜里沙さん「わかっているよ、へニール Henieel=ネイ(ヒヒ~ン)・仏!」

ブラーズNo2055「Neigh、Owner(ご主人様)、Yes、ブラーズNo2055、Brurururururs、カポカポ。」

秀子さん「くやしい、ツキガタダイオー Tsukigata Daiou、2着なんて、3歳になる来年こそ、勝利してほしいわ!」

オガタコイヒメの2055「ヒヒ~ン、おのれ、自走は3歳になるが、日高振興局管内・沙流郡・日高町の力で、飼って見せる。」

英恵さん「惜しくも、3着と信じられないが、よく快走した、ルージュボーイ Rouge Boy、次走・3歳での参戦になるが、勝利してほしいわ、ルージュボーイ Rouge Boy!」

エミナファーラーの2055「ヒュヒュヒュ~ン、くやしい、次走は絶対に勝利させたい、エミナファーラーの2055!」

ホープフルステークスの表彰式が行われ、1着のへニール Henieelの馬主・亜里沙さん 渡島総合振興局管内・茅部郡・森町ら関係者に賞状と1着賞金が贈られました。


口どり式と呼ばれる、記念撮影式では、1年の半年間・2歳馬としての競争生活を締めくくた、へニール Henieelの栄誉をたたえたのです。

ホープフルステークスの、表彰式後の会見。

1着 へニール Henieel

父・ファーストディフェンス 母・ブラーズ 牡・2歳 毛色・鹿毛

生産者 ジュモントファーム イギリス・サフォーク州・ニューマーケット近郊

馬主 亜里沙さん 渡島総合振興局管内・茅部郡・森町は、函館新聞(函新・はこしん)の取材に対し「へニール Henieelが、ホープフルステークスの優勝馬に輝きました、3歳になる来年も、へニール Henieel=ネイ(ヒヒ~ン)・仏を、応援してほしいと、願っております。」と話してもらいました。

2着 ツキガタダイオー Tsukigata Daiou

父・キタサンブラック 母・オガタコイヒメ 牡・2歳 毛色・黒鹿毛

生産者 日高大洋牧場 日高振興局管内・沙流郡・日高町・門別

馬主 秀子さん 石狩振興局管内・江別市・大麻は、北海道新聞(道新・どうしん)の取材に対し「惜しくも、ツキガタダイオー Tsukigata Daiouは2着に終わりましたが最後まで振り絞って走りました、3歳になる、来年は、勝利の年を掲げていこうと思います。」と話しました。

3着 ルージュボーイ Rouge Boy

父・ルックストゥキル 母・エミナファーラー 牡・2歳 毛色・青鹿毛

生産者 青藍牧場 胆振総合振興局管内・登別市

馬主 英恵さん 空知総合振興局管内・空知郡・奈井江町は日本経済新聞(日経・にっけい)の取材に対し「胆振総合振興局管内・登別の力を結集して勝利を重ねてきた、ルージュボーイ Rouge Boyですが、ホープフルステークスで初めての敗戦を喫してしまいましたが、3着は確保出来ました、3歳になる来年こそは、勝利を期待したいと思い、願っております。」と話しました。

2歳での競争生活が、ホープフルステークスで終えました。

(15へ。)




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