ヴィータローザ 種牡馬として、渡航してから、4年。

2008年10月23日・北海道・浦河郡・浦河町にある、イーストスタッドに、出国検疫検査に来ていた、ヴィータローザ(父・サンデーサイレンス・母・ローザネイ・毛色・栗毛・牡)が、検疫検査を終えて、馬運車に乗せられて、イーストスタッドを出発し、空港に到着、これから、ストールに乗せるのを待っていました。

イタリア語で薔薇色の人生という意味の、ヴィータローザ(VITA ROSA)は、2008年8月24日・札幌競馬場で行われた、札幌記念で、タスカータソルテの7着に終わったのが最後のレースとなり、9月3日付で、競走馬登録を抹消、その後・北海道・勇払郡・安平町・早来源武275番地の、ノーザンファームで種牡馬生活を送るための準備を整えた後、同じ北海道・浦河郡・浦河町のイーストスタッドで、10月22日まで、出国検疫検査を受けておりました。

サンデーレーシングが、総額8000万円という、破格値の価格で募集され、栗東・橋口弘次郎厩舎に、在厩し、ラジオ日本賞セントライト記念など、51戦6勝の成績を残した、ヴィータローザは、イーストスタッドで、出国検疫検査を受けておりました。

2000年4月9日に生まれた、栗毛の馬・ヴィータローザは、馬運車に乗せられて、検疫検査を受けた、イーストスタッドから、空港に来ました。

馬運車を降り、ストールに乗せられた、ヴィータローザは、栗毛の馬体を見せながら、名残惜しい、日本を離れる最後の日々を見つめていました。

イタリア語で、薔薇色の人生という意味の、ヴィータローザは、ストールに積み込まれており、いよいよ、飛行機に乗せられました。

ヴィータローザは、2008年10月23日・飛行機で、名残惜しい日本を後に、イギリスにむけて渡航していきました。

あれから、4年が過ぎました。

サンデーサイレンスとローザネイの仔・ヴィータローザ(薔薇色の人生・伊)は、2009年から、イギリス・サフォーク州・ニューマーケットの、ランウェイズ・スタッドで種牡馬としてスタッドイン、ここで、1年間繋養生活を送った後、2010年~2011年の種牡馬シーズンから、今度は、イタリア・シエナの、アルバメント・ルナッチーノ・ファットリアに移動し、2012年の現在も、繋養生活を送っています。

現役引退から、4年が過ぎ、現在も、種牡馬として送る、ヴィータローザ(VITA ROSA)の、今後の活躍を期待したいと想い、願っております。

コメント

このブログの人気の投稿

女傑・ウオッカ 繁殖牝馬として繋養生活を送る、牝馬のサラブレッド。

ウッドバイン競馬場賞パラダイスステークス(6月26日・東京競馬場・11レース)

ヘニール イギリス産のサラブレッドで日本に来た鹿毛のサラブレッド(6)