ジャングルポケット(4)

2001年の競馬が終わり、トニービンを父に、ダンスチャーマーを母に持つ、鹿毛の馬・ジャングルポケットは、2001年の年度代表馬・最優秀3歳馬に選出されました。

ジャングルポケットは、雄大な北海道の牧草が育てた、かわいい鹿毛の馬です。

翌年、ジャングルポケットは、阪神大賞典に駒を進めるも、ナリタトップロードの2着、続いて出走した天皇賞・春も、マンハッタンカフェを捕えることができず2着に敗れた。

その後、ジャパンカップに連覇をかけて、ジャングルポケットは出走するが、5着と振るなかった。

2002年12月22日、有馬記念にも出走したが、シンボリクリスエスの7着に終わったが、レース後、腰部筋肉痛と、左前蹄球炎を発症したことが検査で判明、協議の結果、現役引退を決め、ジャングルポケットは、2000年のデビュー以来、長く続いてきた、現役競走馬生活に終止符を打ち、引退することが決まったのです。

こうして、トニービンを父に、ダンスチャーマーを母に持つ、かわいい鹿毛の男馬・ジャングルポケットは、競争生活に別れを告げました。

2003年1月・ジャングルポケットの引退式が、京都競馬場で行われ、多くのファンに惜しまれつつ、ジャングルポケットは、ターフに別れを惜しみ、去っていきました。

ジャングルポケット「ヒヒ~ン。」
(その5へ。)

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