ヘニール イギリス産のサラブレッドで日本に来た鹿毛のサラブレッド(4)
8月下旬・新潟競馬場。
新潟の2歳チャンピオンを決める、新潟2歳ステークスが、行われ、持ち馬のヘニールが出走することを知った亜里沙さん。
亜里沙さんは、渡島総合振興局管内・茅部郡・森町の自宅を出て、JR北海道・函館線 特急「北斗2号」(キハ261系1000番台 8時50分発)で、新函館北斗へむかい、ここから、JR北海道・JR東日本 東北・北海道新幹線「はやぶさ」(E5系・H5系)で大宮に行き、上越新幹線「とき」(E2系1000番台)で 新潟へ移動し、白新線(E127・E129系)で、豊栄へ移動、徒歩または新潟交通バスで新潟競馬場へ来たのです、もちろん馬主利用証を提示して、入場したのです。
ヘニール Henieelにとって2戦目になり、初の重賞競走になる、新潟2歳ステークスに参戦するため、同馬は、初の新潟競馬場入りを果たしたのです。
秀子さんは、ツキガタダイオー Tsukigata Daiouを新潟2歳ステークスで制覇させるため、石狩振興局管内・江別市・大麻から、バスと日本航空 ボーイング787形・ジャンボジェット旅客飛行機で札幌・新千歳空港経由で、新潟入りし、新潟空港から新潟駅経由の新潟交通バスで、新潟競馬場入りしました。
澤奴さんも、リシリウイザード Rishiri Wizardを送り出すため、オホーツク総合振興局管内・網走郡・大空町からバスと新日本海フェリー「あざれあ丸」・「らべんだあ丸」のいずれかで、小樽から新潟入りしました。
そして、リシリウイザードは新潟競馬場入りしたのです。
新潟競馬場のある、新潟県は、日本一の米どころ、最高級でコメの横綱・コシヒカリのふるさとであり、魚沼産を筆頭に、新潟産・頚城産・佐渡産などの、コシヒカリが生産されていることでも有名です。
新潟2歳ステークスの行なわれる新潟競馬場には、料亭・一〆などの出店などがあり、ここで和食などを賞味・堪能できます。
亜里沙さんは、天丼を注文し、賞味しました、日本海の幸を堪能しました。
いよいよ、新潟2歳ステークスのパドックと呼ばれる馬の下見所での周回に入ります。
ゼッケン番号・5番を付けたヘニール Henieelは、単勝1番人気に支持されての出走です。
ジョッキー(プロの騎手)がまたがり、周回した後、本馬場へむかい、同馬場に入場し、返し馬に入ります。
前走・メイクデビュー札幌で1着となり、初勝利を挙げた、ヘニール Henieel 果たして、2連勝を果たせるのでしょうか。
スタート地点に、ヘニール Henieelら出走馬達が集まってきていて、輪乗りに入っていました、いよいよファンファーレを迎えます。
新潟2歳ステークスのゲートインを迎えた、新潟競馬場。
5番のゼッケンを付けた、ヘニール Henieelが1番人気に支持されての参戦で5番ゲートに収まりました。
半数近くがゲート内に収まっていて、後・2頭を残すのみになったのです。
ゲートイン完了と同時にゲートオープンとなり、スタートを切った新潟2歳ステークス。
9番のオガマサリキが出遅れた格好で後ろからの競馬になりましたが、他の馬は綺麗な飛び出しを見せております、先行争いに移ると、マサヒラジメダスが先頭に立っていますが、ヘニール・リシリウイザード・ツキガタダイオーと、2番手に並んでおります。
2コーナーから、800mを進みますがここで、ツキガタダイオーがかわして先頭に立ちますが、3コーナーから4コーナーを過ぎ直線コースで勝負にかけますが、マサヒラジメダスが苦しい展開になっていて、ツキガタダイオーが先頭に立っているところへ、ヘニールが追ってきて、先頭のツキガタダイオーをヘニールがかわして先頭に立ち、3馬身差を広げて、ゴールイン板を通過しました。
亜里沙さん「やったぁ、ヘニールが勝ったわ、2連勝だよ!」
秀子さん「くやしい、ツキガタダイオー、ゴールを目指して先頭に立ったところへかわされ、3馬身差はなされて、2着になった、未勝利戦の1着と合わせれば、1勝2敗になった。」
洋平さん「なんでマサヒラジメダスが3着になった、惜しいことになった。」
新潟2歳ステークス
1着・ヘニール Henieel フランス語でネイ(ヒヒ~ン)という意味。
2着・ツキガタダイオー Tsukigata Daiou 月形大王
3着・マサヒラジメダス MasahiraJimedas 人名+ジメダス。
血統
1着・父・ファーストディフェンス 母・ブラーズ 毛色・鹿毛 牡・2歳
2着・父・キタサンブラック 母・オガタコイヒメ 毛色・黒鹿毛 牡・2歳
3着・父・ゴールドシップ 母・リアーレ 毛色・青鹿毛 牡・2歳
馬主
1着・亜里沙さん 北海道・渡島総合振興局管内・茅部郡・森町
2着・秀子さん 北海道・石狩振興局管内・江別市・大麻
3着・洋平さん 北海道・上川総合振興局管内・上川郡・上川町
生産者
1着・ジュモントファーム イギリス・サフォーク州・ニューマーケット近郊
2着・日高大洋牧場 北海道・日高振興局管内・沙流郡・日高町・門別
3着・様似共栄牧場 北海道・日高振興局管内・様似郡・様似町
馬名の由来・メンコ
1着・須敏さんが、シャクシャイン=Shakushain 蝦夷地でアイヌと和人が戦った紛争・シャクシャインの戦いをあしらったものを使用したいといったのに対し、公子さんがハチジュウハチヤ Hachijyuhachuya=八十八夜 茶摘み歌・静岡県民謡と八十八夜の若葉の茶の木をあしらったのを考えたのに対し、茂樹さんはオライモクン Oraimokun=北海道・檜山振興局管内・厚沢部町のイメージキャラクターと、厚沢部のメークイン・ポテコちゃん・はぜるくん・さつきさんを描いたものを使いたいと申し出たので意見が分かれました、結局・最終的には、亜里沙さんが考えた、ヘニール Henieel=フランス語で、ネイ(ヒヒ~ン!)という意味・TGV リリア ユーロデュープレックス・SNCFとSBB CFFFFSの合弁のLiyraSAS(リリア)社が、2019年からフランス・パリ~スイスの主要都市間を走っている2階建の国際高速列車と、ピラトス・マウンテン・ロワール川の地平線をあしらったデザインに決まりました。
外国産馬・関西馬
2着・秀子さんがツキガタダイオー Tsukigata Daiou=出身地の空知郡・月形町の大王になってほしいという願いを込めて命名と同時に、出身地・北海道・空知振興局管内・空知郡・月形町の水田とほしのゆめという米をあしらったものを採用し制定しました。
北海道産馬・関東馬
3着・洋平さんが、マサヒラジメダス Masahira Jimedas=人名+ジメダスと命名と同時に、ヒンズー寺院をあしらったものを採用し制定しました。
(その5へ。)
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